メイジキメラのつばさ

今年は読書の年にしました

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点字・音訳・手話・要約筆記スクールに参加しました。

岩手県立視聴覚障がい者情報センター主催の
点字・音訳・手話・要約筆記スクールに参加してきました。




とても心に残る体験となったので
薄れないうちに記事にすることにしました。

長くなるので追記で。


1コマ目:点字の授業

先生は目が見えない方で、
見えなくて普段困ることや、
普段そういう方が困っているところを見かけたときに
どのように声をかければお互い負担がないか、などのお話をしてくれました。
「お手伝いしましょうか?」使ってみよう。

また、普段何気なく目にしている路上の点字ブロックには種類があることや
点字を発明したのはフランスの少年(16歳の時のことだったらしい)であることや
彼の名前が元になって、英語で点字という意味の単語【ブレール】ができた
ということも教えてくれました。

最後に点字の表を見ながら点字の五十音の成り立ちを説明してもらい
点字を打つ機器で自分の名前を打つ実習がありました。
先生のところに持っていって、○○さん、と先生が読んで呼んでくれたのうれしかった!

先生が点字で書かれた本を指で読んで読み上げるところも見ました。
思っていたよりも指の動きが速くて
読み上げるスピードも普通に話しているのと同じくらい。
私にとって点字はまだまだ未知の文字だけれど
まだ文字というより記号にしか見えない文字を、いつか文字としてちゃんと認識して
いつかああいう風に読めるようになりたいなあと強く思ったのでした。





2コマ目:音訳の授業

目が見えない方が文章を読んで情報を得るために
点字化された文章を読む他に
耳で聞くという方法があり、
書かれた文字を音声化することを音声訳=音訳 というのだそうです。

音訳は朗読とは違い、主体は読む人ではなくて聞く人なので
感情を込めて演技をして読むのではなく、
書いてあるとおりに正しく、意味が分かるように、できるだけ早く
情報を得られるようにする技術が
音訳には必要なのだと教えてもらいました。

私はそれまで、活舌のよさくらいしか考えたことはなかったので
同音異義語をどう表現するのかという技術や、
写真やイラスト、表なども声で説明する、ということにとても驚きました。

アクセント辞典なる辞典を読んで、単語のアクセントを調べるのだそうです。
例えば、小学校の「が」は鼻濁音で、高等学校の「が」は濁音であるとか
普通に発音していても改めて言われるとうわあってなりました。

実習では早口言葉を練習しました。
早口言葉、嫌いじゃないけど、むずかしいのはむずかしい。
しゅじゅつちゅう、とか!
先生は「カワイイ声で発生するとなんかうまくいく」と言っていて
みんなでカワイイ声でも言ってみて、確かに、ってなったんだけど
音訳をカワイイ声でするわけにもいかないし、やっぱり練習なんだろうなあ。

私は自分の声がとにかく嫌いで、客観的に聞くのすごく恥ずかしいので
音訳後の自己校正で聞く作業は厳しいなあ、って思ってしまいました。
できる人、尊敬してしまう。




お昼になったので1Fの松屋で
おろしぽん酢牛めしの大盛をもりもりと食べてから
午後の授業に臨みました。




3コマ目:手話の授業

手話の授業の先生は耳が不自由な方で
授業は先生の手話を
職員の人が教室の後ろでマイクで同時通訳しながら進みました。

手話を使う方に目の前でお会いしたのは初めてで
先生の表情がとても豊かなことにとても驚きました。





お昼を食べたばかりで眠いかと思いますが
目をぱっちり見開いて私のことを見てくださいね!と言ったときの
「ぱっちり」がすごくすごかった。

まず最初に、聞こえない人にもいろいろある、という話を聞きました。
先生の話によると、聞こえないのだ、というと
声のボリュームを上げて大音量で話してくる人が多いのだとか。

音を伝える部分に障害がある「伝音性難聴」の場合は
小さい音が聞き取りにくいので
補聴器などで聞こえを補うことが可能だけれど
音を認識する部分に障害がある「感音性難聴」の場合は
音の判別ができなく、音を正しく認識できないので
ボリュームを上げても正しく認識はできないのだ、と教えてくれました。

また、耳の不自由な方がすべて手話を使うわけではないということ
手話は日本語とは異なる独自の語彙や文法体系を持つ
いわば外国語のようなものなのだ、という話も聞きました。

その、外国語のようなものである手話について
「紙」「パンフレット」「本」のちがいとか
「歩く」「千鳥足」「ルンルン歩く」「エスカレーター」や
「水を飲む」「お茶を飲む」「ビールを飲む」「お酒を飲む」など
どう表現しようね?考えましょう、という切り口で
みんなで考えたり(楽しかった!)
日常の挨拶を教えてもらったりして3コマ目は終了。
「表情が大事なのだ」と何度も言っていたことが印象的でした。

4コマ目:要約筆記の授業

「要約筆記」という技術について知ったのは今日が初めてで
参加者のほとんどのかたがそうだったと知り
先生とてもがびーんとされていました。
実際に要約筆記の現場を見たことがある参加者の方は1名
その方はこの間の国体でその機会があったのだそうです。

でも、考えようによっては、今日20名近くの人が
この技術について知ることができたのだから
すごいことなんじゃないかなあ。

要約筆記というのは、話の内容をその場で文字にして伝える筆記通訳のことで
一般的に、普通に話す速さは、普通に書く速さの5倍ほどに相当するため
話の内容を要約するのだそうです。
上手に要約すると、2〜3割の文字でも内容を伝えることができるなんてすごい!

ただ短くすればいいというのでもなく
語っている人の人となりを失わないようにするとか(丁寧な人だとかそういうの)
発言の中にあった言葉を拾ってつないでいくようにするとか
そういう、気持ちが入った技術なのだそうです。

伝える道具としては
ホワイトボードや磁気ボード(子どものころに遊んだ「せんせい」みたいなやつ)
あとはOHPなどがありました。
会議室などでは、筆記より速いスピードで安定した文字の形を誇る
ノートパソコンも使われるそうです。
確かに、パソコンでのテープ起こしやったことあるけど
あれを手書きで起こせといわれたら大変だもんなあ。

実習ではOHPのフィルムに五十音をきれいになぞって書く練習をした後
(思っていたより大きい文字で書くことに軽い驚きがありました)
スピーカーから流れる童謡「ふるさと」を
OHPフィルムに書き取ることをやりました。
歌詞を知っている歌とは言え、リアルタイムに聞きながら書くと
字の乱れはやっぱりあるなあ。

そんな感じで最後に質疑応答があって
5時間の日程が終了しました。




点字や手話には以前から興味があったんだけど
本腰を入れて勉強するまでには至らなくて
でも、今日参加したことにより、とても強い刺激をもらうことができました。




まず、今日もらった点字の表を見ながら勉強して
点字をちゃんと読めるようにがんばりたい。
手話も、本やDVD、動画などを見て勉強して
今日の先生とお話してみたい。

4月に開催される体験会のチラシをもらったので
この体験会にも出席したいなと思っています。








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