盛岡市内のゲーセンが数店舗営業を再開しているようです。
パチ屋さんも営業しているところが何店舗かあります。
ちょっと歩いていくには距離があるので私はまだ行っていませんが。
自粛、とか、不謹慎だ、とかいう声も聞かれますが
私はいいことだと思うのです。
スーパーも数店営業を始めてくれたけれど、とにかく品薄で
パチ屋さんでお金を玉やメダルにして米を持っていく人だっているのだから。
こんなときだからこそ、心にゆとりを持つことが必要だと思うし
現実からちょっとのあいだ逃避したい人だってきっといる。
片っ端から何もかもを不謹慎だと言い放たれてしまったら
これからお店を再開する人も、被災地を励まそうとする人も何もできない。
松尾たいこさんのブログの記事
ずっと明るく頑張ろうと思ったけど:誰もが、にわか正義の味方?Togetter:.お気に入り..地震関係以外のつぶやきは不謹慎なの?不謹慎・自粛ムードに関する反論 - 松本孝行地震関係以外のつぶやきは不謹慎なの?どうか、がんばろうとして明るく振舞う人を責めないで。
震災の被害者はずっと悲しみを発信しなきゃいけないとか
ずっとテレビにかじりつかなきゃいけないなんてことないはずだから。
あとさあ。
これ書こうかどうか迷ったんだけど
「被災地に電気を届けるために節電を」っていうの、あれ微妙に違うよ。
そういうポスター何枚も見たんだけど。
地震によって、福島にある東京電力の発電所の調子が悪くなって
東京近郊へ送る電気が足りないから計画停電するのであって
例えば東京の人が一生懸命便座の電源を消しても
岩手の被災地にはその電気が直接届くわけではないよ。
もちろん、東京電力で電力がまかなわれている被災地は別だと思うけれど(「微妙」てのはそれ)。
「俺達お前らのために節電してんだからパチ屋自粛せえ」はどうかと思う。
節約しよう、とか、被災地のために何かしよう、という気持ちは美しいし
被災県に住むものとしてもとてもありがたいことだと思う。
でも、情報は正しく仕入れて正しく使うべきだと思う。
それから、福島の発電所の事故での被曝についてテレビでガンガン喋っているけど
レントゲンとかでも被曝するし、普通に生活していても被曝しているし
それについてもきちんと正しい知識を入れるべきだと思う。
それもせずに、命がけでがんばっている東電社員を批判したり
被災者にインタビューに来たりするマスコミはちょっと空気を読んでほしい。
テレビ岩手では昨日予定を変更して
被災地からのビデオメッセージと避難所の名簿の読み上げを中心とした
番組を放映していました。
今日も予定していた全国放送の番組をやめて
ビデオメッセージと避難所の名簿の読み上げを継続するそうです。
すごくいいと思う。
ローカルテレビ局が、必要な情報を必要な場所で提供してくれることに感謝。
原発についてほとんど何も分からない私には
このたとえ話がとても参考になりました。
うんち・おならで例える原発解説絵で説明してくださった方もいますよ。