もう10巻まで刊行されているまんがに今更触れるのは
遅すぎる感があるんだけど
知ったのが遅かったから仕方ない。
とても気に入ってしまったので今からでも紹介します。
とりのなん子さん著「とりぱん」
岩手県民が読むと「あー分かるわー」と思う地名やエピソードが
そこかしこに詰め込まれているのです(例:T松の池の白鳥)。
東北地方のとある街において、
実家や仕事場の庭に餌台を作り飛来する野鳥を餌付けして
観察する作者の日常を4コマ漫画形式で描くエッセイ漫画。
タイトルは、庭に来る野鳥のエサとしてパンが用いられていることから名付けられた。
(Wikipediaより)
くたっとした中にも愛嬌があるタッチや
日常の描写、そして、各話の最後に1ページ丸々使って描かれる
しんみりとした情景がなんとも切ない。
そういえばこの間知事もTwitterで宣伝しておられました。
いつも思うけれど、我が県の知事のまんがをはじめとしたサブカルに関する知識や
アンテナの鋭さには目を見張るものがあります。我が県の誇りです。
近所にリニューアルオープンした本屋(東北最大級らしい)にも
面出しでずらっと並んでおりましたとりぱん。
…スペースの都合上横向きにずらっとだったけど、勢いは感じた。
ちなみにこの本、盛岡市立図書館で借りました。
まんがも貸し出ししてるなんて知らなかった!わあ。