酷評されているほどひどいものではなかったと思うけれど
あれだけ長い話を読んで最後が
夢オチはがくりと来た。
正確に言うと
夢オチでもないんだけどね。
でも、嫌いじゃない。
高得点はつけられないし、多分買わないと思うけれど(何せ高い)
読んでよかった、とは思った。
ただね!ありありのミスリードにはまってしまったのがとても悔しいんだけど!
最後まで読んで、分からないなーと思った部分があったので
誰か分かる人教えてください。
・最後に浦登征順が語る、家人(腕のいい医者)とは誰か?
野口医師と美鳥の子供?
・最後に流れるピアノを弾いていたのは誰か?美鳥?
読み終わってから1日経つけれど(昨日の夜のうちに図書館に返却した)
頭の中にはまだ暗黒館の幻影みたいなものが残っていて
登場人物の関係図とか、印象に残ったシーンのプレイバックとかが
未だにやまないので、破壊力のある作品だったのかも。
感想を書くのに参考にしようと思って
ネタバレありの感想サイトを一読したら
やたら詳しく書いてあったので
自分が何を書けばいいのか分からなくなってしまった…。
久しぶりに綾辻作品を最初から読み直したくなった。