会社で映画の試写券を2枚もらったので、旦那と見に行ってきました。
何故もらったかというと、測量の映画で、測量の関係の会社だから。
仕事も4時半に切り上げて映画に行けという指令まで出ました。
封切りは6月なので、ネタバレしないように感想など。
映画の感想というより、試写会の感想ですね。
・監督が映画館の入り口で名刺を配っていたお客さんひとりひとりに「この映画を作った木村大作です!」と挨拶していた。
名刺にはナンバーが振ってあった。
どうやらこの映画を宣伝する宣伝員に任命された模様。
じっくり見てがっつり宣伝しますよー!
・パンフに貼ってある付箋とえんぴつこれに感想を書くと、監督がもれなく目を通すのだとか。
びっしり書いてきました。
監督、私が書いたことも読んでくれるんだ…。
映画監督という、プロの人に、ちっぽけな私の書くことが届く
ということがとても嬉しかった。
・CGじゃなくて本物だと力説舞台挨拶で、監督は「本物を感じてください!」と力説していた。
CGも空撮も使わなかったらしい。マジすごかった。
大雨とか吹雪とか雪崩とかの中でがんばる俳優さんはガチらしい。
「CGでしょ?」言われるらしいけどガチだったらしい。
すごい迫力だったなあ。
・劇中音楽は仙台フィル随所に流れるクラシックがかっこよかった。
クライマックスで流れる音楽に聴き覚えがあると思ったら
最近DDRでやってる曲だった。
具体的に言うとこれ↓。ビバルディの四季(冬)だと知ったのは今日。
感動的なシーンなのに頭の中に矢印が沸いてどうしようかと思った。
・あおいちゃんがすげえかわいいあんな奥さんいたら山登りなんてしないで毎日5時に家に帰るよ!
・出口でお見送りをしていた監督と握手監督!私がんばって宣伝します!
監督はこの映画の試写会のために赤い目立つ車を買って
劔岳 点の記仕様にプリントして
日本全国の試写会に自ら運転して廻っているらしい。
その作戦、名づけて木村大作戦だそうな。
盛岡は40箇所目。
総走行距離は地球半周分になるんだとか。
厳しい自然と悪天候の中でがんばる測量士さん
そしてそれを演じる俳優さんにはプロの魂を感じた。
重い測量機材や標石を持って、前人未到の山に登って
測量をするということが如何に大変か。
それを撮影するのだって、重いカメラや機材を持って登山するのだし
天気もすごいし、絶対大変だったと思う。
監督が言っていた「本物を感じてほしい」の意味が少しだけ分かった気がした。
面白いつまらないを考えて見る映画ではないと思った。
すごかった。かっこよかった。
見に行ってよかった!劔岳 点の記の公式サイトはこちら。
DIO様のように時間を支配するようになりラスボス倒して
種死のように、あれ?主人公代わった?
となってめでたし。